Webマーケティングに携わっている方なら比較的馴染みのあるMAツール。言葉自体聞いたことがあるけれど、実際何ができるのか知らないという方も多いと思います。
MAツールはMarketing Automationツールといって、マーケティングを支援するツールです。マーケティング活動を行う上で、多機能かつ高性能であるため重宝されます。
ここでは、MAツールの運用でできることについて解説をしていきます。
MAツールでできることとは?
*Webフォームの作成
MAツールを活用することで、アンケートや資料請求といったWebフォームを簡単に作ることができます。自社のWebサイトにマッチしたデザインにすることも可能です。
*見込み客の情報の一元管理
見込み客を取り込むためには、他部署との連携が欠かせません。具体的には、以下のような見込み客の情報の管理や共有ができるようになります。
・Webサイトで資料請求を行った見込み客の情報
・過去の取引先や取引を継続中の情報(個人・法人)
・営業活動で交換した名刺に記載されている情報
MAツールのなかには、エクセルに打ち込まれた情報を取り込む機能が搭載されているものもあります。
*見込み客の行動に対するアプローチ
MAツールでは、顧客の行動に対してメールの配信内容や配信タイミングをコントロールできる、シナリオ機能が搭載されています。
この機能を活用すれば、MAツールが自動で見込み客に対して効果的なアプローチをしてくれるので、効率的にマーケティング活動を行うことができます。
*ユーザーの興味度合いの確認
MAツールには、Webトラッキング機能が搭載されています。この機能を使うことで、ユーザーの行動分析をおこない、ユーザーがどのページにアクセスしたのか、どのくらいの時間閲覧したかが把握できます。興味度合いの把握は、ユーザーごとに適した情報提供が可能になるため、ユーザーへの確度の高いアプローチが可能になります。
*ユーザーの購買意欲の確認
MAツールには、スコアリング機能が搭載されており、これを利用することで見込み客の行動を数値化することができます。
例えば、ユーザーの行動について数値化する場合、資料のダウンロードは20点、セミナーへの参加は30点といった具合に、見込み客がとった行動に対してスコアをつけることができます。
まとめ
MAツールは、Webマーケティングを展開していくうえで欠かせないツールです。人間がおこなう分析には限界があるため、MAツールを活用することで、確度の高いマーケティング活動を展開していくことが可能となります。まだMAツールを導入していないという方は、是非活用して効率的なWebマーケティングを進めていきましょう。